重箱の隅大作戦

光ある所に影がある。主役の陰に数知れぬ脇役たちの姿があった・・・

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母娘で絶叫


「悪魔の沼」

を購入したのは この時 でした。3本2000円の数合わせのつもりで
購入した本作でしたが、いろいろ付いてた特典に資料性があると感じ、
これだけ現在も手許に残してあります。

特典のひとつ、関係者諸氏による「音声解説」によればこの映画、
「ジョーズ」の二番煎じ企画として「ワニ」はどうだ ・・・? というとこ
ろからスタートした様です。故に、この映画のモデルとされる「エルメ
ンドルフの殺人鬼 (ワニに愛人を食わせた)」事件は後付けかもしれま
せん。尚、この「エルメンドルフ事件」の小ドキュメンタリーも特典の
ひとつになってます。

私は最初に「日本語吹き替え版音声」で全編を鑑賞しました。これは昭
和50年代の土曜日の午後、日本テレビに存在した「映画枠」でオンエ
アされたヤツですが、テレビ用に20分程度がカットされてます。具体
的にどの辺がカットされてるか ・・・ は見比べてないので判りませんが、
女性がトップレスになるシーンはしっかり残されてましたね。特に、リ
ビーがコートを脱いだら中は「パンティー一丁」という信じられないシー
ンはカットされても不思議がない程「不必要な脱ぎ」だった気がします。
何せ直後に、モーテル内の異変に気付いたリビーは再びコートを羽織っ
て部屋から出て行きますから。因みにこのリビーはこの格好で、行方不
明の妹・クララ(冒頭に殺害されてます)を父と共に探し続けてたので
すから凄いです。凄いと言えば、上に着てた物が物だけに体のラインが
判らなかったリビーは「脱いだら凄い」(昭和基準)方でした。
トップレスが拝めるもう1人・リネットはと言えば、こちらは体のライ
ン丸判りの格好で登場します。まさか脱ぐとは思わなかったリビーと違っ
てリネットは明らかに脱ぎ要員ですから当然ながらボインですね。鏡の
前でたくし上げたシャツからボインがボロンと落ちるシーンもノーカッ
トでした。これらが昼下がりに平気でオンエアされてた昭和は遠くなり
ましたね。

リビーが父と共に探している妹のクララは、売春宿を叩き出された末に
事件の舞台であるモーテルへ行くことになります。行くことを勧めたの
は売春宿の従業員・ルビーでしたが、彼女の台詞がオリジナルと吹き替
えでは正反対でした。吹き替えでは「ここ(売春宿)から来たと言えば
喜んで泊めてくれる」でしたがオリジナルの字幕では「ここから来たこ
とは言ってはならない」でした。オリジナル字幕では、モーテルの主人・
ジャッドがクララの素性に感付いた末に襲い掛かってることから、ジャッ
ドは常習的に売春宿から逃げ出した娘たち(クララ同様の家出娘が大半
か?)を強姦の末殺害し続けていたと思われます。その遺体処理役が、
ペットのワニと言う訳です。尚、クララ役の方が「音声解説」でとんで
もないエピソードを披露していますが ・・・ いいんですかね ・・・

この映画には この記事 で私が「悲鳴の女王」に選んだ方もフェイとい
う役で絶叫していますが、あまりにも強烈だった前作「悪魔のいけにえ」
と比べたらトーン・ダウンは明らかです。その分フェイの娘・アンジー
が、共演者(アンジーの父役)が「子役とは思えない」と「音声解説」
で当時を振り返った絶叫を披露しています。この絶叫に関してアンジー
役の方は「音声解説」で、「ジャッド(役の方)に本当に殺されると思っ
た」と振り返っていますので演技ではなかった様です。

| .ガイド .重箱の隅映画館 グロ | 08:15 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

マリリン・バーンズファンは必見ですね。いけにえの時よりも、更に色っぽいというか、エロっぽいというか・・・。これって彼女を確信的にエロく撮ってますね!「いけにえ」撮影時にスタッフ・ キャストが全員マリリンの身体に夢中で、彼等は酒を飲みながら劇中で彼女が裸になる展開を練ったとか。結局ヌードは撮れなかったので、前作から続投の監督や脚本家が、今度はこの作品で彼女をトップレスにする案を練ったとか。結果的にヌードはボツになったようですが、露出度は高めになってます。下着姿の彼女を舐めまわすカメラワークは、スタッフのうっぷん晴らしでしょう。ところで、監督は拘束フェチなのか、前作に引き続きマリリンを縛り上げてますが、黒ガムテープで口を塞がれベッドに緊縛された下着姿の彼女が必死にもがく姿は一般映画としては刺激が強すぎで、監禁部屋は彼女のむんむんのフェロモンが充満して、えらいことになってそうです。

| くらげ | 2015/04/08 20:24 | URL | ≫ EDIT

Re: くらげ 様へ

コメントありがとうございます。
当時マリリンは監督とデキていたらしいです・・・と言う様なアブナい話題もちらほら登場する、このDVDに収録されてる音声解説は貴重な証言集だと思われます。くらげ様のコメントを拝見しますと、撮影現場もかなりアブナい状況だったのですね。アブナい面々が作り上げたアブナい映画・・・一般的には評価が芳しくありませんが私はこの映画が好きです。低予算を隠す暗い照明の感じは「仮面ライダー」第2話を彷彿とさせます。マリリンのナニがボツになったのは惜しかったですけどね。

| シャオティエン | 2015/04/09 07:21 | URL |

返信ありがとうございます。連休中に「悪魔の沼」を再見してみました。彼の部屋が映る場面、被害者の物と思われる、下着姿のマネキン、女性の靴や下着等が散乱しているのが見えますが、彼の異常性が伝わってきます。
はずみでフェイの旦那を殺した後、入浴中の彼女に欲情すると同時に、館内に母子のみと気付き、拉致することを計画したのではないですかね。前作の「いけにえ」ではテキサスの田舎娘でしたが、僅か2年後の「沼」で演じた人妻がジャッドの欲望に火をつけるのには充分な色っぽいい大人の女性になっております。

実は「間に合いました」に投稿しようとも思ったのですが、マリリン・バーンズも一押しの女優さんでないでしょうか。悪魔のいけにえでシャツのしたに透けたビーチクは有名ですが、「沼」の監禁シーンの冒頭、失神しベッドに横たわる彼女の白いスリップに包まれた豊かな胸が画面いっぱいに映るところが結構気に入っています。ベッドは女性が××される場でもあり、そこに下着姿で縛られたヒロインが「いけにえ」とは違った絶体絶命の美女度を高めていたと思います。磔にされている姿も連想し、サディズムも暗示されていると感じました。床下の幼女を始末し、監禁中の女の存在が外部に知られる心配がなくなったら、身動き出来ないフェイに・・・という企みだったのでしょう、バック達が来てからも、フェイの立てる物音を知られぬよう、ベッドの位置をずらしたり、なだめるのに必死ですが、ホラーかこれ?って感じもします。以前彼女の監禁シーンを「あの肉体の上下動は○ックスの姿態を加速させたもの」と書いた映画雑誌がありましたが、意味深なシーンが多い映画ですね。
フェイは危機一髪で助かりましたが、でも、ジャッドとはもしかしたら拉致られた直後に・・・・(汗)。

| くらげ | 2015/05/06 18:19 | URL | ≫ EDIT

Re: くらげ 様へ

コメントありがとうございます。

「悪魔の沼」は全編通して観たのはまだ2回しかありません。恥ずかしながら、マリリン・バーンズがボインである点もまったく気付きませんでした。故に、例のベスト10を検討した時点では彼女のことは思いつきませんでした。いろいろな映画に登場したヌード・シーンをこれまで可能な限り観てきましたが、子供の頃に観たヤツはやはり強烈です。「沼」は人食いワニが登場するので、子供の頃当地でオンエアされていれば恐らく観ていたと思いますが、「いけにえ」共々観た記憶がありません。今回いろいろと見所を教えて頂きましたので改めて見直したいと思いますが、次はオリジナル音声で鑑賞します。

| シャオティエン | 2015/05/07 07:40 | URL |

しつこい投稿すいません。
実は私が指摘した点はオリジナル音声でなければ伝わらない箇所が多いので、補足します。
この映画、ジャッドとフェイの演技はアドリブが多いらしく、確かに「これ演技?」と思われる場面もちらほら・・・・。あと、ヘッドフォンでの視聴がお勧めです(オリジナルには意味深な小さい音があり)。

>入浴中の彼女に欲情する
ジャッドが浴室のドアに耳を当てる場面でグヒヒ・・・という笑い声を立てる。ちなみに「んっ」「あん」という吐息混じりに服を脱ぐフェイもイイです。

>監禁中の女の存在が外部に知られる心配がなくなったら・・・
日本語版のカットされたシーンに、指摘した監禁シーンの冒頭場面があります!逃げるフェイが捕らわれる場面の次に始まります。ジャッドは身動き出来ない彼女に「子どもは床下に逃げたから、引きづり出す」と伝えてます。幼女さえ始末してしまえば、ハーベィ親子が戻っても、助けを呼べぬフェイはジャッドに・・・。

ちなみに失神している彼女が目を覚ますと自分の手首と足首を目視し、拘束されていることに気付き、震えで呼吸が乱れていく様子が聞こえます。

ちなみに檻に入れられた猿が死に「あなたの猿が死んでるわ」と彼女が言う場面、猿に替わり自分が彼のペットにされる展開を暗示してるのでは・・・。なんかまとまりのない投稿となってすいません。失礼しました。

| くらげ | 2015/05/07 18:44 | URL | ≫ EDIT

Re: くらげ 様へ

コメントありがとうございます。

以前何かのDVD(映画タイトル失念)を吹き替え音声で鑑賞した時、テレビ放映時にカットされた部分はオリジナル音声でした。これだとどの部分がカットされたかがすぐに判ります。しかし「悪魔の沼」はカットされた部分をつなぎ合わせたものが「吹き替え音声」として収録してあるので、どの部分がカットされたかはオリジナルを何度か観ないと判らないでしょう。「トラック野郎」シリーズならオリジナルを何度も観てますので、BSで放送された際にカットされた部分があると何となく判ります。「一番星北へ帰る」はかなりカットされていたので「ノーカット版はBSですら放送できないのか」と少しショックでした。昭和は遠くなりにけり・・・です。閑話休題、「悪魔の沼」はその様な意味でもオリジナル版を通して観る必要がある様ですな!!

| シャオティエン | 2015/05/08 07:45 | URL |















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